今日やったこと

研究室のサーバをVM上で動かすことになっているので、それの準備を。
面倒がないように、VMのマスターイメージを作って、それをvirt-cloneでコピーするという方法を取った。

流れ

  1. virt-install でCentOS5をmasterとしてインストールする。メモリやハードディスクは最小限にしておく。
  2. masterの設定
  • 何も考えずにやっていいもの
  • 考えてやる必要があるもの
    • ネットワーク(例えばNICを増やすなど)
  1. virt-cloneを用いてコピー

virt-install はこんな感じ

virt-install -n master -r 512 -f /var/xen/master/master.img -s 30
\  --nographics --paravirt -nonsparse -l http://ftp.riken.jp/Linux/centos/5/os/x86_64/

--nonsparseはイメージファイルをsparseじゃなく通常のファイルにするために必要。これをしないと書き込みのときに妙に性能が落ちたりする。(ディスクのWriteCacheによるらしい)
virt-cloneは元イメージと作成したいドメインの情報だけで、uuidやらmacアドレスやらを自動で付け替えてドメインを生成してくれる。cpして自分で書き換えていた時期が私にもありました・・・

virt-clone -o master -n hoge_domain -f /var/xen/hoge_domain/hoge_domain.img --nonsparse 

これで、hoge_domain.imgというイメージが作成され、/etc/xen以下にhoge_domainという設定ファイルが生成されている。
もし、既存のイメージや、あらかじめLVM等で確保しておいたヴォリュームにコピーしたいときは、--preserve-dataというオプションをつけるといいらしい。

複数の仮想NICを使いたい場合はここを参照
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20061010/250215/

ここまで。mail用VMのHDD容量を足そうと思ったら詰まった。これは明日やる。